外国人観光客で注目の「民泊ビジネス」 旅行者だけじゃない マンション最上階の高級民泊も人気! 広島

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  • Опубликовано: 29 янв 2025
  • 日本を訪れる外国人観光客の拡大などを背景に、加熱しているのが、宿泊サービスを住宅で提供する「民泊」です。
    広島県内でも増加する民泊の最新事情を取材しました。
    近年、急速に成長する「民泊ビジネス」。
    2023年、11月に創業したこの会社は、賃貸マンションの空き部屋を借りて、民泊に利用するビジネスを展開していて、現在、30部屋ほどを運用しています。
    広島市の中心部にある民泊使用の物件、宿泊利用料は、時期によって違いますが、閑散期の平日では…
    【ネイバーズ・砂田健吾 社長】
    Q:1泊いくらなんですか?
    「安い時で2人まで7千円くらいで泊まれます。3人目以降は1人4千円追加で」
    最大5人まで、宿泊できるこの部屋は、閑散期の平日利用だと、およそ1万9千円で、5人が宿泊できることになります。
    【ネイバーズ・砂田健吾 社長】
    Q:稼働率は高いんですか?
    「いい時は80%から90%とか、今の時期は閑散期なのでちょっと低くて50%とか」
    Q:ユーザーは海外と国内とどちらが多いですか?
    「コロナ禍があけて海外の方が半分以上になってきています」
    2018年に施行された住宅宿泊事業法により、指定の届け出をすれば、住宅で宿泊サービスが提供できるようになりました。
    施行から去年の3月末までの7年間に宿泊者数は県内で延べ25万人以上。
    一年間の平均で、およそ3万5千人以上が利用したことになります。
    空き部屋を利用した民泊ビジネスの場合、空き部屋をオーナーから、賃貸で借り受けます。
    【ネイバーズ・砂田健吾 社長】
    「家賃は4万5千円くらいで借りています」
    【ネイバーズ・砂田健吾 社長】
    Q:オーナーさんから月に4万5千円で借りている。
    「そうです。築30年の賃貸マンションだったこの部屋は、民泊用に作り直しました」
    賃貸マンションの空き部屋を利用した、民泊ビジネスでは、物件によっては、部屋を民泊用にリフォームします。
    【ネイバーズ・砂田健吾 社長】
    「(部屋の)リフォームはオーナーにリフォーム自体はしてもらいました」
    Q:(リフォームの)お金はオーナーが払う?
    「我々は借りているので資産としてはオーナーの資産になりますから」
    リフォームは、オーナーとデザインなどを相談して行いますが、民泊ビジネスには、ホテルや旅館を意識したコツがあるといいます。
    【ネイバーズ・砂田健吾 社長】
    「ホテルの値段を見て、ちょっと安くします」
    Q:そこは気にする?
    「こっちの方がお得ですという感じで」
    Q:そこが民泊ビジネスのポイント?
    「安く調達できている分、値段を安く設定しても大丈夫」
    さらに進化する民泊があると聞き向かったのは、広島市内中心部中区竹屋町。
    このマンションの最上階に1部屋だけある物件。
    ここも賃貸マンションです。
    【矢野ディレクター】
    「何ですかこれは?すごくないですか」
    高い天井、ガラス張りの外には、市内中心部の様子が一望で見渡せます。
    ここはリフォームせず、内装だけアレンジして、民泊に利用しています。
    さて、気になる家賃ですが・・。
    【ネイバーズ・砂田健吾 社長】
    Q:オーナーからいくらで借りていますか?
    「10万円前半、13~14万円とか」
    この部屋の宿泊料金は・・・。
    【ネイバーズ・砂田健吾 社長】
    Q:閑散期のウィークデーで泊まった場合はいくらですか?
    「2人で1万1千円とかくらいです。1人増えるごとに・・(1人につき)4千円追加です」
    Q:最大何人泊まれる?
    「7人ですね」
    最大、7人宿泊して、閑散期の最低料金で、1泊、およそ3万1千円になる計算です。
    【ネイバーズ・砂田健吾 社長】
    Q:この部屋の需要は?
    「むちゃくちゃありがたいことに人気です」
    Q:どういう人が利用する?
    「外国人の方も日本人の方も半分半分くらいは泊まってもらっています。ご家族の方とかカップルとか、あとはパーティをした形跡があったりとか」
    最新の民泊では、利用者は旅行者だけとは限りません。
    【ネイバーズ・砂田健吾 社長】
    Q:市内に住んでる方もいますか?
    「市内に住んでいる人が泊まりに来てくれたり、リピーターもいらっしゃいますね」
    進化する「空き部屋利用の民泊」には、こんな部屋もあります。
    こちらは、広島市中区の平和大通り沿いにある高級賃貸マンション。
    【ネイバーズ・砂田健吾 社長】
    Q:分譲の高級マンションの感じですよね
    「いい匂いがするので」
    Q:音楽が流れて
    「普通とは違う感覚で…」
    【矢野ディレクター】
    「相当違いますね。いわゆる超高級マンションですね」
    超高級賃貸マンション、部屋の中は、こんな作りになっています。
    【ネイバーズ・砂田健吾 社長】
    Q:ここは家賃としてはいくらなのですか?
    「16~17万円くらいです」
    ここも閑散期のウィークデーであれば・・
    【ネイバーズ・砂田健吾 社長】
    「ここも2人で1万2~3千円くらいですかね」
    窓を開けると・・・。
    【ネイバーズ・砂田健吾 社長】
    「(平和大通りが)一望できます。年末まではドルミネーションがここから見えました」
    インバウンド需要などの追い風を受けて加熱する「民泊ビジネス」ですが、今や、旅行者が宿泊するだけのビジネスでは、なくなりつつあります。今後、どのような進化を遂げていくのでしょうか?
    【ネイバーズ・砂田健吾 社長】
    「民泊なりの部屋となってしまうと、それなりで終わってしまう。地元の人がここに楽しみに来るとか、なかなか住めない高級マンションに気軽に泊まるとかという使い方は新しいと思っているし、ユーザー目線で喜んでもらって快適に過ごせる。ここだったら、もう一泊したいなということが理想ではあります」
    <スタジオ>
    友人との旅行で民泊を使ったことがあるんですけど、家みたいな感じが逆に落ち着いたりするんですよね。
    【コメンテーター:広島大学大学院・匹田篤准教授】
    「旅行って、非日常を求めるっていうふうによく言われますけれども、逆にヨーロッパの人たちのスローな旅なんかは、こうありたかった。本当の日常みたいなものを探す旅だっていうふうに言われているんですね。そういう意味で、やっぱりキッチンがついているとか、その日常生活ができて、しかも長期滞在って、今のスローなライフスタイルにすごく合ってきてると思いますね」 ***********************************
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